含み損にビビると「損切り」の躊躇どころかメンタルごと資産を持ってかれる

株まるブログ

株取引をしていれば誰しもが経験する「含み損」。

誰でも経験する。

株取引をしていて、含み損を一度も経験した事が無い人がいるなら会ってみたい。

なんなら買った直後は手数料があったりするから基本的に必ず含み損が発生する。

含み損スタート。

そういう仕組みになっているんだから仕方がない。

ところがそんな当たり前な含み損に恐れを抱く人もいる。

ハイ。私です。

株取引を始める前にまず知人や経験者から聞いた話。

それは、「損切り」でした。

「損切り」が出来なければ、損失は大きくなる。

「早めに損切りが出来る人は優秀」

そう教わったのです。

だから含み損が「すごく怖いもの」って認識してた。

こうしてブログを書くようになってからはまだ半年だけど、株取引を始めて3年くらいが経った。

今私は思うんです。

含み損にビビり過ぎるとメンタルごと資産を持っていかれる。

含み損を警戒する姿勢は必要だけど、極端にビビり過ぎるとメンタルを持っていかれる。

冷静な判断が出来なくなった脳みそで増えていく含み損を見ていると最も損をするポジションで手放すことになりかねない。

メンタルは強く持つべき。

含み損に対してどう向かい合うかは株取引をする上でめちゃくちゃ重要である。

今回は含み損との向き合い方についてまとめていきたい。

スポンサーリンク

買った時点で想像しておかなくちゃいけないリスク。

株取引を続けていると、様々な個別銘柄があって、それぞれが決算や経営状況などを材料にして大きく値が動いたりする。

誰もがストップ高やストップ安を予測して買うだろうか?

誰もが必ず利益になると信じて買うだろうか?

たぶん、株取引を始めた瞬間にリスクを背負うことになる。

急激に上げ下げする可能性だってある。

そんなのは株取引をする上で当然。

だから買ってから「予想と違った!」って思って含み損になり、「負けを認めたくないから手放さない」って考え方になる。

売りでも買いでも「手放さなければ損じゃない」っていう考え方が良くない。

だってそれは当然のことなんだから。

最初からわかっていることをわざわざ気休めに自分に言い聞かせるようなメンタルでは株取引は難しい。

買った時点で下がる事をリスクとしてしっかり把握しておかなくちゃ。

大きく値幅が取れる銘柄の取引はエキサイティングかもしれないけど、その分のリスクも大きい。

それは取引する銘柄を選んだ時点でわかっている事。

でも人間だから楽観的に「儲かりそうだ」って興味が上回る時がある。

過去に同じ銘柄で利益を出したことがあったり、同じような状況で大きな利益を出した事がある場合。

リスクを軽視して取引を開始してしまったりする。

そうなると実際に含み損が膨らんだ時に、「なんで!?」「どうして!?」って思ってしまう。

含み損を認めたくない…。

もう完全にメンタルが崩れている。

冷静な判断が出来なくなっている。

「この含み損はどうしよう…」

最も損をするポジションで「損切り」を余儀なくされる。

それじゃあダメ。

買った時点でリスクの可能性を考えておかなくちゃいけない。

株ギャンブルではない。

胴元なんていないんだから。

経験と情報収集で道は開ける。

自分が取引する銘柄のことをちゃんと理解して、どのくらいのリスクがあって、そのリスクを無くす為にはどういう「買い方」をすればいいのか考えておかなくちゃ。

取引開始のタイミングで常にリスクをメインで考える。

「予期せぬ含み損」が無いようにする。

「予想の範囲内での含み損」と考えられるようにしておく。

なんとなく銘柄を選ばない。

株取引を始めて間もない時期に私は大きな失敗をした。

大きく損をした。

なんとなく、寄りで、その日に調子が良さそうな銘柄を選んで取引をした時だった。

初めての銘柄でポジションを取った時に、一度でも大きく利益を出した経験があったから次も大丈夫だと思っていた。

「どんな銘柄でも波に乗れれば利益を出せるじゃん!」

って思っていた。

だからその日も上昇率の高い銘柄をピックアップして、ストップ高間近でも買いポジションを取った。

その30分後、見事にストップ安まで落ちて、売る事も出来なくなった。

忘れもしない、あの銘柄、ニチダイです。

今考えれば「どうしてこの業績でこの株価なの?」って疑問が出て来るかもしれないけど、当時は株取引を始めたばかりで、正直大きな波に乗っていれば利益が出せると勘違いしていた。

「だって上昇率高いじゃん!」

ってだけでポジションを取っていた。

それで利益を出せる時もあったけど、結局大きなマイナスをどこかで食らう。

これまでの利益が全て吹っ飛ぶ。

なんならマイナスになる。

それを繰り返していた。

「コツコツ利益を出して大きく負ける」が株取引として一番ダメなような気がしている。

自分の情報収集能力で大きなマイナスを出してからは銘柄を考えて選ぶようになった。

このブログも2019年1月から始めているけど、最初の数か月は見事にコツコツドカンでマイナスになっている。

そこから銘柄を絞る作業をしていく、正直銘柄を毎回変えて取引をするのは疲れる。

そしてギャンブル性も高くなる。

そして、もう一つ、重要な事がある。

それは、銘柄によって板の空気感が違うってこと。

大きな値幅を作って毎日のように行ったり来たりする銘柄もあれば、比較的落ち着いた動きで上がったり下がったりを繰り返す銘柄もある。

銘柄が持っている独特の空気感を知っておいた方がリスクは当然低くなる。

その空気感を知っていれば、「ここから上がりそうだから買っておくか」みたいな選択が出来るようになる。

利益を出すだけではなく、「さすがにこれ以上下がっても限界がありそうだ」とリスクを想像しやすくなる。

リスクが想像出来れば含み損なんて怖くない。

「まだまだ予想の範囲内だ」って本気で思えれば次の上昇までメンタルを崩すことなく待てる。

銘柄選びはマジで重要なんです。

まぁ、私はビビりなんで最近はETFに絞ってるんですけどね。

でも取引を続けていく中で、経験から掴める空気感がある。

最初のポジションからどのくらいの値が動くのか、その場合のナンピンや売り増しのタイミングとか…。

だんだん掴めるものがあると思うんです。

そうなるとリスクも想像の範囲内で、それをカバーする方法を考えられるようになったりする。

損についてもっと深く考えるべき。

株取引を始める前。

基本的に頭の中にあるのは「利益」の事ばかり。

それでも損失を出す。

見る見る減っていく口座のお金。

それでも株取引を続けていると、「損」をするのが怖くなる。

「利益を出したい」と強く思えば思う程、「損」が怖くなる。

だから少しの損ではへこたれないように大きな金額で取引をして、利益を出し、大きなマイナスが来ても耐えられるようにしたりする。

それは間違い。

もっと損失が膨らんだりするから。

「利益」を考えるよりも先に「損」について考えなくてはいけない。

そして「損」に対してどうやって対応するのか準備しておかなくちゃいけない。

株取引を始めたばかりだとそこまでの想像は出来ないかもしれないし、ずっと利益を出し続ける人もいると思う。

でも私は違った。

だから大きな損をした。

何度も損をした。

あんまり損をするものだから、勝手に「損」について考えることが多くなった。

今現在の私の取引が全ての「損」に対応しているわけではないけど、それでも初めて納得出来る取引に辿り着いた。

それがETFであり、全力投球しないことであり、含み損をカバーする買い増しだったり売り増しだったり、デイトレ以外の取引も常に考えながらの取引だったりする。

全ては「損をし過ぎたから」こそ生まれた自分なりの取引だけど、損をしなければ「損」について深く考えなかったと思う。

自分なりの取引方法を見つけられなかったと思う。

「予想外の含み損」を徹底的に考えていったら、今抱えている「含み損」に対してあまり怖くなくなった。

もちろん損切りをしなきゃいけないタイミングもある。

その時に、「損切りをしても損しない方法は?」って考えるんだと思うんです。

それが数回に分けて購入したり売ったりする方法だったりする。

誰もが損はしたくない。

「だけど損をして良かったな」って思うことがたくさんある。

「損」について考える時間が作れたし、「含み損」をどうカバーしていくか考える切っ掛けにもなった。

「損切り」が怖いなら、その手前の「含み損」を何とかする方法を考えるべき。

「損」についてもっともっと深く考えるべきだと私は思う。